ガラスリユースの可能性と繋がる、実践フィールドへ  事前合宿 in諏訪 活動レポート! 

記事

私たちは、今、ガラスの未来について考えている。
それは単なる素材の話ではなく、
「ガラスが生まれ変わることで、どんなデキゴトが生まれるのか?」 
という問いから始まる。

本来、ガラスは半永久的にリサイクル可能な素材であるはずなのに、
現実には大量に廃棄され、再利用のハードルはまだ高い。
資源循環の仕組みを整えれば解決するのか? 
それとも、新しいデザインや空間が求められるのか?

私たちが目指すのは、「ガラスのリサイクル」という
技術的な課題解決だけではない。
「ガラス×空間」から生まれるデキゴトを通じて、
循環という新たな文化を創造すること。
技術開発にとどまらず、
「人が関わり、体験し、価値を感じることで循環が続く」 仕組みをつくりたい。

この合宿では、建築・アートを学ぶ学生と、
ガラスメーカーAGCの技術者が共に考え、
試行錯誤しながらアイデアを生み出す。
目標は、1年後に「ガラスをテーマにした空間」を実際に形にすること。
そして、その先には、「ガラス循環都市」としての
諏訪の未来像を描くことも視野に入れている。

この3日間、私たちは議論し、試作し、
時には迷いながらも、新しい可能性を探る。
「どうしたらガラスが、地域と人々の暮らしの中で、
より豊かに循環していくのか?」
その答えを見つけるために。

ガラスが抱える課題とは?

ガラスはその美しさや強さ、加工のしやすさから、私たちの生活に欠かせない存在です。しかし、そのリサイクルにはいくつかの課題があります。ガラスは砂から作られていますが、一度ガラスになると再び砂に戻すことができません。家庭で廃棄されるガラスも、解体された建物のガラスも他の素材と混ざってしまうことも多く、そのためリサイクルが難しくなっています。取り扱い方法が難しい(危険な)ことや、知られていないことなどから、ガラスの再利用は限られた場所でしか行われていなく、このような現状を見直し、ガラスをもっと持続的に活用する方法を考えることが大切です。もしも、ガラスの役割や価値を見直し、新しい形で生かすことができたなら——。

廃棄物ではなく、次の世代へと受け継がれる「素材」としての可能性を、もう一度考えてみませんか?

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ガラス・陶磁器・くずとして一緒に捨てられている食器、瓶など

<関連記事>詳しくはこちら!

事前合宿 開催の概要

<日時> 2025年3月10日(月)~3月12日(水) 
<場所>諏訪湖周辺(SUWAガラスの里) 
<集合場所>「JR 中央本線 上諏訪駅」
<集合時間>11:20
<解散時間>18:00頃予定(解散後に懇親会を予定) 
<参加費> ・プログラム費:11,500円 

事前合宿三日間のスケジュール

DAY1:諏訪やガラスの魅力に触れる
・決起集会 (立石公園にて展望台から諏訪湖、諏訪全体を参加者全員で眺める)
・体験ワークショップ(リヒート実験 / 窓サッシの解体)
・現地ツアー①(SUWAガラスの里にてガラスの魅力や工房を見学)
・交流会(長野・諏訪エリアで地域資源に関わるプレイヤーの参加を予定)
DAY2:ガラスの課題を知り、未来を想像する
・現地ツアー②(信州タケエイ株式会社:一般廃棄物および産業廃棄物の処理現場)
・実験ワークショップ(1日目のリヒート結果を元に行う)
・グループワーク①(ガラスの活用を考えるアイディエーション)
・各グループ発表
・温泉交流
DAY3:ガラスの未来を考える仲間と繋がる(ワークショップに向けて)
・現地ツアー③ (上諏訪駅周辺を散策)
・グループワーク②(実験考察を基にアイデアをブラッシュアップ)
・グループワーク③(プレゼンテーションの準備)
・最終報告会(アイデアを発表)
・懇親会

合宿1日目:実際に触る、学ぶ。

立石公園にて決起集会  

諏訪湖(すわこ)は、約260万年前の糸魚川静岡構造線の断層活動によって地殻が引き裂かれて生じた構造湖(断層湖)です。
湖自体はとても浅く、平均水深 わずか4.7mしかありません。
周囲約16キロメートルの大きさを持ち、湖は、地殻変動とともに変化してきた構造湖です。美しい景色と温泉地として知られ、周囲には観光地や温泉地が点在し、ボート遊びや釣りなども楽しめます。また、湖の周りには自然も豊かで、四季折々の風景が魅力的な街です。

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ReLink代表 本多さんによる始まりの挨拶

この諏訪湖が見える立石公園から、ガラスリユースについて考えるために集まった人々たちとの交流が始まります。諏訪で本当に必要とされているガラスの空間とは何か、ガラスの循環を支えるためには何が出来るのか・・・それらを考えていきます。

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AGC中川さんによる挨拶
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立石公園から見える諏訪湖
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諏訪湖を参加者全員で眺める

体験ワークショップ ガラスを知る。(リヒート実験 / 窓サッシの解体)

ガラスの里に到着。
まず初めに、ガラスの特徴のひとつである”成形性”について学ぶため、電気炉を使ったリヒート実験の仕込みを体験していきます。実際にガラスに触れながら、ガラスリユースのアイデアのアイデアの幅を広げる試みです。

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ガラス工房の説明を受けている様子
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すでに加工したガラスを手に取って見る

オープンラボにて、すでにリヒート(再加熱)された板ガラスや瓶を実際手に取って観察をした。
650℃以上に再加熱されたガラスは、その加熱温度や加熱時間に応じて柔らかくなり、変形する。耐熱ブロックなどを用いてさまざまな形に曲げることができ、また重ねて置かれたガラス板は、自重によってくっつき、端は垂れ下がっていく。
実物を通してガラスの素材特性を考えながら、可能性を見出しつつ創作アイデアのヒントを探していった。
ガラスに触れ、考えながら加工の仕方を学んでいくのはとても楽しく説明を聞きながら、考え、話しながら手を動かした。

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潰されているようになった瓶
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自重によって垂れ下がっているガラス

その後、どう配置したらどう曲がるのかを考えながら実際にガラスを耐熱ブロックの上に配置した。下の画像は板ガラスを縦に捻るためにはどう置いたら良いかを試行している様子だ。
高温で物質の性質すら変化する炉の中で、ガラスがどう動き、どんな形になるのか?想像だけを頼りに、限られた手段のなかで手を動かして考えた。

ガラスをセットし、加熱をスタート。このガラスは、翌日まで時間をかけて冷ます必要があり、再び電気炉から取り出すのを楽しみにしつつ、次のプログラムへ。

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板ガラスを捻ろうと模索している様子
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いろいろな風に重ねられたガラス

SUWAガラスの里の美術館

リヒート加工が終わり、SUWAガラスの里の案内をしていただいた。
SUWAガラスの里に併設される美術館では、ガラス作家である村山耕二さん、地村洋平さんらによる作品が並べられている。
ガラスがどこの砂からつくられ、そしてどのようにガラスになるのかという素材循環の入口。そして溶解炉の温度がマグマとほぼ同じであることから想起される地殻変動。素材が腐食していく素材循環の終盤。長く残るガラスが刻む私たちの営みの記憶。中川さんから地球を想起させる壮大な作品たちの解説を聞きながら、私たちはガラスが地球の素材であるという事実を目の当たりにしつつ、ガラスへの向き合い方も再び考えさせられた。
いろんな視点でガラスを見てみることで、ガラスが魅せる表情の見え方も全く変わる。
’’際限ある資源の砂’’で出来たガラスをどう活かせるか。私達にも問われるのだ。

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サハラ砂漠の砂で作られたガラス
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村山耕二さんの作品《GEOLOGICAL GLASS》
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地村洋平さんの作品《ゴロゴロの風景》

SUWAガラスの里のラボと美術館を巡るツアーが終わり、先ほどリヒート処理をしたオープンラボに戻り、 ラボの成り立ちや施設について説明を受けた。 次の体験として、このラボでは実際にリユースガラスの回収につながる、窓サッシの解体やガラス切断を体験してみることに。 先立って、ガラスの危険性や保護具などの安全なガラスの取り扱いについてのレクチャーを聞いて、気を引き締めて体験へ。

窓サッシの解体は、ネジの場所と、仕組みを理解していれば、意外にも簡単でスルッと解体できてしまった。しかし、窓サッシで回収できたガラスは、わずか2.5kgほどで、地道な作業で解体し続けるしか無いようだ。まだ慣れない私たちには解体するのに5分少しはかかるため、解体をしてこんなにも少しのガラスしか取り出せないのには驚いた。

ガラス切断では、意外にスムーズに行くかと思いきや、カッターがグラグラと動くため、まっすぐには簡単に切れたが、波線にカッターを入れるのは、少し難しかった。カッターを入れた後にガラスの端を持ち切りたい形で切り取れた時のパシンという音は気持ちよく、その音と共に楽しさもあった。

このふたつの体験によって、ガラスでできることに対する視野が確かに広がった。ガラスをどうやって切るのか、資源のガラスをどう得るのか。体感を通して学ぶことができたのは大きい。

今後も解体から、素材を形にしていくまで携わっていきたい。
その為の第一歩に近づいた気がする。

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ガラスカッターを実際に見せてもらう
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波線でカットすることもできる
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冊子の解体体験
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冊子のネジを外す
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ガラス工房
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冊子で使用されてるガラスの重さわずか2.5kg
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ガラス工房で利用されている釜

合宿2日目:グループワーク、アイデアを生み出す

朝8時に起き、諏訪大社 前宮へと向かった。
諏訪信仰の原点である、諏訪大社 前宮には、諏訪のたくさんの歴史が詰まっていて諏訪の人々がこの神社を愛し愛されてきた様子が垣間見えた気がした。

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諏訪大社前宮の御柱

現状を見る

そのあと私達は、地域の廃棄物処理業者の1つ、信州タケエイ株式会社にご協力いただき、産業廃棄物・一般廃棄物の回収・処理現場の実態を見学させていただきました。

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資源のリサイクルセンター

諏訪では、地域で排出される資源を細かく分別して回収している。ここは、曜日ごとの回収ではなく、市民の人が持ち寄ることができる回収ヤードとなっている場所だ。「ゴミは入れないでください。」と書かれているのがとても魅力的だった。
ここでは、プラスチックだけでも3種類に分け、ビンも透明・茶色・その他(色)と細かく分けている。市民の方も丁寧に分けていて、東京にはない先進的取り組みがあった。それでも、まだ課題はある。国が示す「適正廃棄」の分別は、まだ「ガラス陶磁器くず」のままなのも課題だと伺った。ガラスの種類どころか、陶磁器も色なども、関係なく一緒になって捨てられているものも多くあり、こうなっては全て埋め立てにするほかないそうだ。

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様々なガラスが実際に捨てられている
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大量のガラス陶磁器くず

グループワーク

ガラスの里美術館に戻り、合宿1日目で行ったリヒート加工をしたガラスがどう変化しているかを実際に見ていった。
重ねていたガラスがくっついていなかったり、ひねろうとしていた板ガラスは、上手くひねれていて、実際に複雑な歪みを出すことができていた。
会議室に戻り、リヒート加工の結果、信州タケエイ株式会社で見た現状をヒントにして、お互いの意見を交換しアイデアを出していく作業が始まっていった。

A.B.Cにグループが分かれ、思考を整理しつつアイデアを出していく

まず
①アイスブレイク・リヒート加工で起きた出来事も含めたガラスに対しての印象

次に
②アイデアの発散と共有
・ガラスでやってみたいこと。(リユースで)

最後に
③アイデアを整理し、まとめる
・アイデアシートの作成

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アイディエーションの様子
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プロ・地域の人を交えたフィードパック
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AGC山内健さん※に描いて頂いたグループワークのグラフィックレコーディング
※社内外でのグラレコ活動をされている

だんだんと思考が整理され、さまざまなアイデアが生まれた。
諏訪湖を活かしたい。観光客と住民が混在できるものにしたい、ガラスの素材を活かして何を作れるんだろう?観光客に着目するのではなく、諏訪住民の求めていたものを作れないか…

ガラスの可能性が瞬く間に広がり、このアイデア出しで得る気付きや、もっとこうしたらという沸々した想い、メンバーそれぞれがこのプロジェクトに対してのもっとよくしたい想いがさらに強まっている気がした。

合宿三日目:再編成から生まれる、新しいデキゴト

2日目の夜、私たちは改めて2日間の振り返りを行った。
ここまでの議論の中で、それぞれの考えや方向性が少しずつ明確になってきた一方で、
「このままのチームで本当に進めていくのがベストなのか?」という問いが浮かび上がってきた。
昨日のワークショップでは、各チームが「ガラスの特性」「循環とは何か」「諏訪でやってみたいこと」についてたくさんのアイデアを出し、それらの要素をつなぎ合わせることで、アイデアを深めようと試みた。
しかし、話し合いが進むにつれ、メンバーの間で微妙なズレが生まれていた。

「ガラスの特性を理解した上で実現可能なプランを作りたい」 
「まずは自由な発想で、新しい可能性を探りたい」 
「諏訪の人たちのことをもっと知った上で考えたい」

それぞれが大切にしている視点は異なり、それが時に噛み合わず、全員が納得できる形に落とし込むのが難しくなっていた。

「お互いに無理に折り合いをつけるのではなく、それぞれが目指す方向性にしっくりくる形で進めた方がいいんじゃないか?」

そんな声が上がり、思い切って 「チーム再編成」 を行うことになった。

2つのチーム、それぞれの探求

再編成されたチームは、大きく分けて二つ。

① ガラス工房にこもるチーム
このチームは、ガラスそのものの可能性 に向き合うことを選んだ。
諏訪のガラス工房にこもり、実際にガラスを触りながら、素材の特性や表現の可能性を深掘りしていく。
• ガラスの物理的な特徴が、デザインにどう影響するのか?
• リサイクルガラスの質感や色は? どうすれば新しい表現が生まれるのか?
• 触って、試して、直感的にインスピレーションを得る
机上の議論ではなく、実際に手を動かしながら、「素材としてのガラスの魅力とは何か?」 を探ることが、このチームのテーマになった。

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② まちに出るチーム
一方でもう一つのチームは、諏訪のまちや人の中にヒントを探しに行くことを選んだ。
• この地域におけるガラスの文化的な価値とは?
• ガラスは、まちの景観や人々の暮らしの中でどのように受け入れられるのか?
• 資源循環のシステムは、地域とどう結びつくことができるか?
実際に諏訪のまちを歩き、地元の人たちの話を聞きながら、
「ガラス×空間」が地域とどう関わっていくべきかを探るのが、このチームの役割だった。

建築物や街並みを観察しながら、ガラスがどんな風に使われているのかを見つめ直す。
まちのひとに話を聞きながら、ガラスという素材が日常の中でどう受け止められているのかを探る。
地域の資源として、ガラスが持つ新しい価値を考えるための、フィールドワークの時間 だった。

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ガラスを諏訪湖沿いに並べるアイデア
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地域の文化に入り込むアイデア

「ReLink」としての私たちの役割

3日間にわたる合宿の最後、私たちはそれぞれのチームが見つけた気づきやアイデアを持ち寄り、「ガラスの資源循環をどうデザインするか?」 という問いに対する答えを模索した。
この合宿を通して、ガラスという素材に直接触れた人、まちの中でガラスの役割を考えた人、それぞれが異なる視点から学び、感じ取ったものがあった。これらは、まだガラス循環の量に応えるリユースのソリューションに到達しているわけではない。関係しているのかすらまだ不透明だ。それでも、このアイデアには価値があるはずだ。
この議論で、私たちがたどり着いたのは、「ReuseでもRecycleでもなく、ReLinkとしてできることを考えよう」 ということだった。

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AGC山内健さんに描いて頂いた3日目のグラフィックレコーディング

①Re×Link:繋げる

中川さんとともにガラス循環の輪を広げてきた、SUWAガラスの里の常務取締役 宮坂さんが教えてくれたのは、循環のネットワークは一重の輪ではなく、複雑に絡み合う広がりの中にあるということだった。循環は、たくさんの人や思いが交わる中で生まれる。しかも、その繋がり方は必ずしも直接的ではなく、一見関係ないように思えるアイデアが、どこかで思いがけず繋がることもある。私たちは、そうした可能性を捨ててはならない。諏訪にある循環の輪はそうしたタネを残してきた結果なのだった。

ではReLinkは、このネットワークにどうタネをまき、繋がっていけるのか? 私たちが目指すのは、つくり手やデザイナー、まちの人々が交わる場の“間に入るアクション”を起こすことだと考えている。建築にできることは、単に「つくる」ことだけではなく、多くの人を受け入れる場を考えるからこそ、異なる分野をつなぎ、連携のかたちを広げる役割を担えることでもあるはずだ。

これまでの議論の中には、「諏訪のためだけのソリューションでは、解決できるガラスの量が限られる」「リユースは手間がかかるので、大量のガラスを扱うならリサイクルの方が現実的だ」といった声もあった。確かに、これは”売ること”、“つくること”を生業とする人々の切実な意見だ。しかし、前回のプレレクチャーで中川さんが語った「素材メーカーは大量生産ラインを唯一の稼ぎどころにしているが、これからはもっと稼ぎ方に選択肢があった方がいい」という言葉は、この問題に対する示唆に富んでいると感じた。

ガラスの循環だけでなく、諏訪のためにアクションを起こしたいという思いが、「アート」と一蹴されてしまうのは歯がゆい。デザインとは本来、目の前の人のためにあるはずで、汎用性や再現性を求めるのはビジネスの問題だ。デザインの出発点に立つ「アート」は、可能性に満ちている。だからこそ、必ずしも画期的な製品を開発し、プロダクトラインを生み出すことだけがソリューションではないのだと思っている。

ここに集まった仲間たちでこれから起こす小さなアクションは、循環の繋がりを広げていく価値をもつはずだ。

②つくらない建築:ストック

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そもそもガラスで何かをつくらなければいけないのか?埋め立てさせないこと、板ガラスとして回収することを目指すなら、ストックさえできればいい。これは、参加メンバーと2日目の夜に合宿所で行きついた発想だ。ここで、はじめて中川さんにお会いしたとき、「資源の価値は、選択肢を持っていることだ」と話していたのを思い出した。
 ガラスの資源循環の課題は、板ガラスの状態で回収できないことで分別が適切にできないことだ。板ガラスで回収できれば、リユースもできるし、使わなければ、工場へ戻して再生産することもできる。この選択肢がある状態をつくれるなら、ストックする場をつくるだけでも価値がある。この場をどう活用するかを考え、価値としてストックする時間を生み出すことも、ReLinkが目指す役割なのかもしれない。そして、小さなアクションはこのストックヤードというハブと繋がり、大きな力になっていく。

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今回の事前合宿に集まったメンバーは、
ガラス循環のソリューションをともに考えた仲間だ。
今回の議論でひとつの答えが出たわけではないが、
「何が課題か」「どこに向かうべきか」という議論の
第一歩を踏み出せたと感じている。
事前合宿を経た今、私たちは確実に、次のステージに立っている。

執筆 : 甲地未奈・吉田恭子・本多栄亮 /ReLink
写真 : ReLink

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