早稲田大学でレクチャーをさせていただきました!

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こんにちは、本多です。

先日、松村秀一研究員教授(上席研究員)、中谷礼仁教授、輿石直幸教授(今回はご欠席)、山田宮土理准教授をはじめとして早稲田大学の喜久井町キャンパスを拠点に学生も交えて活動をされている「解体建築学」(以下、解築学と呼ぶ)のゼミにご招待いただき、ReLinkをはじめた経緯やこれまでの展望とその課題感についてレクチャーをさせていただきました!

松村先生から解築学の前提として”すぐの話ではない”こと、”新たな産業創出の話だ”ということ、そして最近の動向として”BIM,PLATEAU,不動産ID”についてお話いただきスタートしたゼミですが、

近年、注目されるBIMへのマテリアル情報の付与により、設計者がモノの情報へ直接アクセスできるようになると施工と設計のプロセス上の切れ目がなくなり、解体からの設計を前提とすることで、DIYの分野で起こっているような、モノそのものからインスパイアされるデザインへ開かれていく可能性についてや、

場所の個性を帯びる中古材に対して、個人的な思いや物語を考えた先に、属人性をそぎ落としていき、中古建材を使うことの普遍性を問うていく。そこに本質として見えてくる解築学の美学があるというお話について議論することができました。

最後には、中古木材をもちいてジンをつくったら売れるんじゃないか?なんて話で盛り上がったりして、、(笑)

いま、あふれている解体に対して、新たな産業をつくろうとする人たちが集まる解体建築学。私たちも解築学を盛り上げていく一端を担えたらと思います!

本多栄亮/ReLink

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